06 出羽桜 大吟醸大古酒『出羽桜 大吟醸大古酒』の画像です。いっしょに写っているのはロバートくんです。 山形県出羽桜酒造のお酒です。 大吟醸酒を氷温で長期熟成させたお酒です。 四合瓶で10,000円のこれまた高価なお酒なのでおいしくて当たり前なんですが、このお酒ならではの特徴があるのでお勧めなんですよ、これが。 その特徴を一言で言うと『時間差攻撃』です。 口に含むとまず感じられるのが、出羽桜ならではの馥郁たる香りです。ここの蔵は香吟醸の代表的な蔵なので、「あぁ、出羽桜やなぁ」と言う香がまず、名刺代わりに広がります。 そして、切れよくすーとのど元を過ぎて行きます。ここで、「なんやこれ、これくらいの酒やったら(四合瓶)3,000円でなんぼでもあるで」状態になります。 確かにきれいなお酒ですが、それなりの蔵が造った大吟醸ならこのレベルはみんなクリアしていると言えます。 ところがもうしばらくするとこのお酒の真価が分かる瞬間がやってきます。 夕日が地平線に沈んでしばらくして、かーっと真っ赤に照り返して美しい夕焼け空になるように、のどの奥に焼けるような辛味が広がるのです。 この感覚が楽しめる人にとってはこの値段を出しても全然惜しくないお酒です。 こんな人にお勧め 日本酒の奥深さを極めたい人 ジャンル別一覧
人気のクチコミテーマ
|